2007年08月06日
7月11日(水)発行の北海道新聞に院長の記事が掲載されました。今回は「矯正治療の理想的な開始時について」のお話をしています。掲載記事は下記をご覧下さい。
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矯正治療の技術は、現在躍進的に進歩しており、歯やその周りの歯周組織が健康であれば、年齢に関わりなく、多くの症例に対して治療可能であるといえます。骨格的偏位(ずれ)が前後左右に大きい場合には、外科矯正やインプラント(人口歯根)矯正などを併用することによって、きれいなかみ合わせにすることが可能です。大人になってから矯正治療を始め、コンプレックスがチャームポイントに変わったという人も少なくありません。
上顎前突(出っ歯)を例にすると、一般的に上あごが出ているように思われがちですが、下あごの小ささが原因であることが多いです。このまま放置して成人(顎の成長の望めない年齢)になると、抜歯や外科矯正になる可能性が高くなります。9~11歳で矯正を始めれば、バイオネーターなどの機能的顎矯正装置と呼ばれるものを夜間に寝るときだけ使用し、下顎骨の前方成長を促し、バランスの取れた横顔にすることができます。横にも拡大することができるので、抜歯する確率も下がることになります。
すなわち、矯正治療はいくつでも始められますが、適正な時期に開始することで、骨格のコントロールを行い、上下顎をバランスの良い状態にして、抜歯率や外科矯正率を下げることができるのです。決して歯を抜く治療がいけない治療といっているのではなく、適切な時期に始めることによって選択肢が広がるということです。
また、下顎前突(受け口)の場合、一般的に下あごがより前方に成長するのを抑制したり、小さめの上あごが前方に成長するのを促進したりします。この場合、最適正時期は6~9歳です。乳歯列の時期に、就寝時の装置で治療することもできます。
お子さんの歯並びが気になる、親御さんの歯並びが悪く将来が心配という場合は、いずれも、前歯だけを見ていたのでは判断が難しいので、左右のずれも含めて、小学校低学年のうちに一度、矯正専門医に相談することをお勧めいたします。
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